My Rhino beetle"King" …Let him go, set him free!


初めてカブトムシの幼虫をもらって育てた今年の夏。 息子はカブトムシにKingと名付けて毎日観察していました。 幼虫をくれたお友達が「オスは少ないんだよ。良かったね。 メスをあげる。結婚させてね。」と言ってメスのお嫁さんを くれました。息子は「これでKingは寂しくないね。 二人で仲良くするんだよ。」と言って毎日嬉しそうに 観察していました。 どんな風に飼育したら良いのか分からないので、 お友達を見つけては色々質問して、カブトムシが元気で いられるよう世話をしました。 そして9月11日、メスが卵を産みながら力尽きました。 いつも色々教えてくれるお友達に、 「ねぇ、これは死んじゃったのよね?」と見せると、 「あぁ~、死んでる。もう少しで卵産めたのに。」 「わかった。オスは元気かな?」 「うん、すごい元気。大丈夫。」と言うので、 息子とホッとしました。 息子がお墓を作ろうと言うので、早速庭の隅っこに埋めました。 実は9月11日は私の誕生日。この日の朝、息子に 「ママ、ごめんね。まだお誕生日プレゼント無いんだ。 パパとアクセサリー買いに行くからちょっと待っててね。」 と言われたので、「ありがとう。でもプレゼントはいらないよ。 ここに最高のプレゼントがあるから、何もいらないの。 あなたが生まれて来てくれたことが最高のプレゼント。 毎年元気にいてね。それがママの誕生日プレゼントだよ。」 という話をしていました。 カブトムシをお墓に埋めた後、息子はまるで何もなかったかの ようにテレビを見たり遊んだりしていました。 その日の夜、息子に「今日からkingひとりぼっちだね。 寂しいだろうね。」と話しかけると、突然息子がわぁ~っと 泣き出しました。 「このままkingひとりで死ぬんだね。あんな小さなケースに 閉じ込めてたら可哀相だね。一度も飛ばないで死んじゃうんだ。 山に連れて行ったら飛べるかなぁ。ママ山に返そうかな。」 息子は泣きながら「山に返す。山に返す。」 「じゃあ、明日ママゆらりっこの山に行くから、 カブトムシ返しておくね。」 「だめ!僕がする。僕がKingを連れて行く!」 「分かった。じゃあ幼稚園から帰ってきたら、 すぐにゆらりっこの山に行こう。」 ようやく泣き止んだ息子がポツリと言いました。 「僕もいつかおじいちゃんになって死ぬんでしょ?」 下を向いたまま聞く息子にこう答えました。 「そうだよ。人間は必ずいつか死ぬんだよ。 だから生きるんだよ。思いっきり生きるんだよ。 ママね人生でいちばん大切なことがやっと分かったんだよ。 それは生きることだよ。」 息子は「うん。うん。」と言っていました。 どう感じたかな。何を感じたかな。 5歳だけど色々なことを考えているんだなぁ。 翌日Kingをゆらりっこの山に放しました。 卵は栄養たっぷりの場所に埋めました。 「Kingはここで死んでも土になって山にかえるね。 来年Kingの子供に会えるね。」 息子は納得した顔で言いました。 この夏、またひとつ成長した顔でした。 この出来事が今年の私の誕生日プレゼント!

Featured Posts
Recent Posts
  • Facebook Basic Square
  • Twitter Basic Square
  • Google+ Basic Square
Follow Us
Search By Tags